“入試制度”が変わる!2021年度入試から始まる新しい制度とは?

2020.06.11

2021年度入試より、入試制度が大きく変わります。そこで、入試制度改革について知っておきたいポイントを解説。

大学への志望を叶えるために、新しい入試制度について理解し、適切な対策を早期にとることが重要です。

 

 

大学入試は、なぜ変わるの?

A.社会にとっての「求められる力」が時代とともに変化したためです。

 

社会の様々な変化により「求められる力」が変化し、その力を育成する学校教育も変化します。学力の「評価」(=入試など)も、「求められる力」に合わせて変化する必要があるためです。

グローバル化の進展

産業構造や
就業構造の転換

生産年齢人口の
急減

AI等技術の
進展

TIPS

なぜ入試制度改革なのか

文部科学省(以下、文科省)は各大学に、思考力や表現力をより必要とする長文の記述式や小論文、面接や討論など、試験の方法を多様化し、教科学習に限らず、高校時代の経験を参考にする選抜を増やして欲しいと考えています。
この改革では、「学力の3要素」をバランスよく育むことが必要とされており、これが多面的・総合的に評価されます。

 

 

新大学入試の内容は?

A.センター試験が「大学入学共通テスト」に変わり、
個別大学試験では「主体性・多様性・協働性」も評価するようになります。

 

国は「先行きが予想しづらいこれからの社会では、知識の量だけでなく、自ら問題を発見し、答えや新しい価値を生み出す力が重要になる」という考えから、大学入試センター試験を思考力や判断力、表現力をより重視した新しいテストに衣替えする方針を決めました。

マークシート式の問題は、出題の方法を工夫して、より「思考力・判断力」が必要なテストになると言われています。日常生活や社会との関わりを重視した問題や、いくつかの文章や資料を合わせて読んで考える問題などが検討されています。

TIPS

”学力の3要素”がキーワード

これからの時代に必要な3つの資質・能力をまとめて「学力の3要素」と呼び、今後はこれらの資質・能力を多面的・総合的に評価する大学入試に変わっていきます。

  学力の3要素  

  1. ① 知識・技能の確実な習得
  2. ② (①を元にした)思考力・判断力・表現力
  3. ③ 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

①は従来の大学入試で問われている要素であり、2021年度からの入試では②と③についても問われることとなります。


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個別大学試験

 

個別試験の改革は2021年度入試から実施されます。
特に「調査書の記載内容を改善すること」に伴い、学力の3要素のうち「主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度」を受験生の多い一般入試で評価するよう求められるようになりました。

 

この「主体性等」の評価の対象は正しくは「学ぶ態度」です。一般入試における評価は、実務的に無理があるため、大学が調査書や入学希望理由書などを点数化するなどの対応を取るようになります。

日本経済大学の入試内容

 

上記のような文部科学省の考え方に沿い、日本経済大学も2021年度より、入試制度を改めるようにしました。
パーソナリティをはかるため、これまで一般、特待生入試になかった面接試験を新たに設けました。

また、学力をはかるため、これまで面接試験のみを課していたAO入試・推薦入試に作文試験・小論文試験を課すこととしました。

入試概要は以下の通りです。


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※主として、「学力をはかる項目」で「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を、「パーソナリティをはかる項目」で「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価します。