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公務員試験合格体験記 第6回 ~海上自衛隊に曹候補生として内定~

2014-02-26

今日は、金子将大くんに来てもらいました。彼は第一薬科大学付属高等学校出身で、2年生のころから公務員試験対策講座を受講して、がんばった努力家です。大学入学時からの夢だった海上自衛隊に曹候補生として内定が決まりました。自衛隊の候補生以外は受験しないという、本当に1本勝負に勝利した頼もしい学生です。オープンキャンパスや学校行事などにも進んで協力してもらった好青年です。

国を守る使命感のある、好きな場所での憧れの仕事 大塚: こんにちは。見事に夢をかなえましたね。自衛隊になりたいと思ったきっかけから話してもらえますか。 金子: 国を、国民の笑顔を守るという仕事にすごい使命感を感じておりましたし、海が好きだったので、海上自衛隊は憧れでした。 大塚: いつごろから、海上自衛隊に憧れを持つようになったのですか? 金子: 自衛隊に関心があったのは中学のころからです。真剣に海上自衛隊を目指そうと思ったのは、大学2年生のころですね。 大塚: 民間企業の就職活動はしなかったわけですよね。 金子: そうです。民間企業には民間企業の大変さ、おもしろさがあると思うのですが、自衛隊ってある種、特別な、絶対に民間企業では経験できないような重要な仕事をするわけじゃないですか。中途半端な気持ちでは務まらないと思い、民間企業は一切受験しませんでした。 集中することと、リラックスして勉強を楽しむことも大事 大塚: 本当に、自衛隊一本だったのですね。公務員試験対策としてどのような勉強をしましたか。 金子: この大学は夜間に経営法学科の先生たちが公務員講座を開いてくださっていますので、そこで基礎的な実力の養成を図ることができました。文章理解のような科目は得意だったのですが、英語、数学系が苦手でしたので、力を入れてがんばりました。 大塚: 後輩に対して、勉強のアドバイスをしてもらえますか。 金子: まず、公務員といっても広いので、どのような分野の公務員になりたいのかを絞ることが必要です。なんでもするのではなく、目標を定めて、勉強を特化することです。大学の夜間の公務員講座には、市役所や県庁を目指す人、警察・消防を目指す人、国家公務員を目指す人などさまざまな学生が集まっており、講座内容も多岐に及びます。僕は自衛官を目指していましたので、必要な科目だけを集中して徹底的に勉強しました。 大塚: そうですね。夜間の公務員試験対策講座は、毎回録画して、DVDに収録し、復習や欠席した場合のフォローとしてキャリアサポートセンターで貸し出しを行っていますよね。DVDを見すぎて、講師のセリフひとつひとつまで暗記した学生もいます(笑)。 金子: 集中して勉強することは大事だと思います。同時に、あまり固くならず、リラックスして勉強を楽しむことも大事だと思います。1年生のころから必死になってがんばる必要はないと思います。大学時代にしかできないことを楽しまないと損だと思います。 大塚: 面接試験はどうでしたか?
金子: 面接では、志望動機、両親は自衛官になることに納得しているか、集団生活は大丈夫か、希望の勤務地などを聞かれました。僕は正直に答えましたし、正直に答えるべきです。友達から聞いたのですが、警察の試験の面接は圧迫感が強いことがあるそうなのですが、自衛官の面接試験に関しては、それは感じませんでした。 大塚: ふーん、圧迫感は感じなかったのですね。 金子: はい。また、100%用意していたことを言えるわけではありませんが、面接の最後に、「何か質問や、最後に言いたいことはありますか」と聞かれたときに、一番言いたいこと、アピールしたいことなどをいえる準備はしておいたほうが良いと思います。 大塚: なるほど。面接試験はどのように準備をしたら良いでしょうか。 金子: リラックスして面接を受けることができるよう、面接の練習を繰り返しておくことですね。慣れです。2次試験対策として、後藤先生に面接対策をしていただきました。何事もそうですが、事前の準備を万全にしておくことです。 大塚: 公務員を目指す学生に勉強以外でアドバイスがあったら、教えてください。こんなことしていたほうがいいよ、というような、何かありますか。 金子: そうですね。公務員に限らないと思いますが、仕事って理不尽なことも多いと思うんです。そこで挫けない強い精神力を養うことを、大学生活を通して身につけると良いのではないでしょうか。アルバイトでも、ボランティアでもなんでも良いので、今しかできないことに積極的に参加して、社会でもまれることが重要だと思います。 大塚: アルバイトはどのようなものをしましたか? 金子: 体を動かすアルバイトも経験しましたが、接客業もやりました。お客様への対応の仕方など、コミュニケーション能力を身につける実践の場として、接客業はぜひ経験するべきだと思います。理不尽なお客様への対応も勉強になりますよ(笑)。 大塚: 大学での思い出はどのようなものがありますか。 金子: 大学では新しい友達ができました。その友達たちと車で、大分や熊本、宮崎など九州を中心に旅して回ったことがすごく思い出として残っています。本当に、今しかできないことをやろうと思っていましたので、大学生活は、友達にも恵まれてすごく充実したものになりました。 大塚: 金子くんの趣味は何ですか? 金子: バイクでいろんなところに行くのも好きですが、読書もよくします。小説などでも、どんな本でも、必ず勉強になりました。 大塚: 最後に、金子くんの目指す自衛官ってどんな感じですか。 金子: 僕はまず、掃海艦という船に乗って、幅広くいろんな仕事を経験してみたいです。その後は護衛艦などで、ひとつの任務に特化し、深く職務に携わるのもいいかなと思っています。優秀な選ばれた人が乗れる潜水艦にも乗ってみたいですね。海外にもたくさん行けるみたいですし、いろんな国に行ってみたいという人は、海上自衛隊に入ることをお勧めします。海の上では何もすることないから、お金も貯まるみたいですよ(笑)。でも、まずは自衛官として学校に通いますから、そこでの生活を楽しみたいと思っています。男子校みたいと聞いています(笑)。 大塚: 今日はありがとうございました。最後に何かありますか。 金子:

自衛隊に興味を持っている学生は、陸上自衛隊の広報官の方、だいたい30代から40代の方が連絡すれば来てくれますから、ぜひ相談してみてください。いろいろなアドバイスももらえますし、バックアップしてもらえます。

金子くんへのインタビューは、笑いの多い、楽しいものでした。彼は2年生のころから、私のゼミでがんばってくれました。彼がもう卒業と思うと、すごく時間の流れの速さを感じますし、さびしい気持ちにもなります。
いつも友達と一緒にいた姿が今でも浮かんできます。本当に大学生活を充実して過ごした学生の一人だと思います。
これから社会に出て、これまで以上に成長して、いつかまた、一緒にお酒でも飲みながら昔話ができるよう、まずは新米自衛官として、楽しみながら、精一杯がんばってください。彼が使命感を持って活動する公務員になったことを誇りに思います。